運動はうつ病に効果的だけど、外でのエクササイズでより効果が得られる


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うつ病治療には精神薬が用いられることが多いですが、その効果は限定的で、強い副作用をもたらすものも多く、薬を大量に摂取したからといって精神状態がもと通りになるものではありません。

よくある例が、心の病を治そうと思って、精神科に通ったのに、薬によって心だけではなく体までもが蝕まれてしまったということ。

そもそもうつ病は、その人が育った環境とその中で作られた考え方が大きく影響しています。

By: Jesse Davis

最近の研究では、fMRI検査によって脳のある部分の機能が弱いことにより精神病が起こる可能性があることがわかっていて、遺伝的な要素も無視はできません。

しかし、近年の精神病患者の急激な増加を見れば、それが遺伝的な要素だけではなく、むしろ社会的な風潮、考え方、残酷な社会の仕組みによって引き起こされていると考えるのが自然ではないでしょうか?

ですからいくら薬によって、脳内物質の分泌を促進したり、止めたりしても意味がないんです。

ではどうすればいいのか?効果的な方法は運動です。

 

室内より外が効果がある

By: Kalyan Chakravarthy

運動がうつ病などに効果的だということは数々の研究からも明らかになっています。人間の脳と体には密接な関係があり、お互いに強い影響を及ぼしています。

簡単な例をあげれば、深呼吸ですね。どうも気持ちが落ち着かない時に、深呼吸をしてみる。すると自然と心までも落ち着いてくるものです。表情も強く関係していますね。

試しにやってみてもらいたいのが、笑顔を作り、その状態で暗いことを考えるということ。どうですか?なかなか難しいですよね。

こうやって確かめてみると、私たちの精神というのは意外と簡単な仕組みでできていることがわかります。単純に表情を変えたり、動作のスピードを変えてみたり、姿勢を変えるだけで簡単に思考が変わります。だから運動は精神病に効果的なんです。

By: Vladimir Pustovit

運動ほど人間にとってポジティブな行動はないですよね。

本来、人間が動く時といえば、狩りに出るときや新たな知恵移住するとき。生きるための行動ですからね。

だから生きるための行動をしている人に、”死にたい”といううつ病的な考え方が浮かぶはずがないんです。

もしも、うつ病に悩んでいるのであれば、精神薬を飲むのではなくポジティブな行動をすること。つまり運動です。

場所は屋内ではなく”外”です。

先ほども言いましたが、人間の精神というのは表情、姿勢などと強いつながりがあります。そして周りの環境もしかりです。都会で育った人が、田舎に行って満足のいく生活が得られるかといったら無理でしょう。それは周りに満足のいく刺激がないから。

ランニングなどの運動をするにも、ランニングマシーンを使うのではなく、外。地面の感触を確かめながら、体を通り抜ける風を感じ、鳥の鳴き声を聞きながら走る。

そうすることで体が外の環境を強く感じることができ、「運動をしている」というリアルな感覚を得られます。そこからポジティブな感情が生まれてくるんです。

By: hollybattle

ちなみにこれは最新の研究でもわかっています。

実験の参加者らはうつ病やその予備軍と診断されている14名。室内と屋外での運動での得られる効果の違いについて調べるため、彼らには幾つかのグループに分かれ、2週間に渡り一回60分のセッションを行ってもらいました。

グループは行うセッションの種類に分けられました。1つは室内でのサイクリング。2つ目は屋外でのウォーキング。最後は室内で本を読んだり、ボードゲームをすることでした。

各セッション通して、参加者らの気分はMood Survey Scale(MSS)という指標を使って測られました。

すると、外で活動したグループはインドアのグループよりも、低い興奮状態かつ高い活性状態になったそうです。つまり不安な状態になることなく良い気分で過ごすことができたということ。

外で体を使ったアクディティをすることは、鬱や無気力感などの症状に対して大きな効果を発揮することが分かりました。

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外にいれば気持ちも大きくなる

By: Moyan Brenn

うつ病や無気力感を持っている人にとって、ウォーキングやランニングなどの運動をすることには多大なメリットがあることが分かっています。特に外でそれを行なった場合には室内で行うエクササイズより顕著な効果があります。

どうせやるのであれば、より効果の出る外でやった方がいいと思いませんか?

これには精神薬のように副作用はありません。強いて言えば、大変なのは重い腰をあげる最初の労力だけですね。

でもわかります。外に出れば人がたくさんいるし、その人たちの目線が気になる。彼らは何を考えているんだろうと、思考を繰り返すうちにネガティブな気分に陥る。

それは外に出る前にあなたが勝手に作り出している幻想。

外に出ればそんな幻想も吹き飛ばしてくれますよ。不安な気分になるのも、無気力になるのも全ては環境のせいで、たまたまあなたはその状況に陥ってしまっただけ。必ず抜け出せます。

逆に環境を変えてしまえばいいんです。

外は広いです。そこにいれば自然と心も晴れてきます。ビタミンDを作り出してくれる朝日を浴びながら、気持ちのいい朝の風を浴び、足を一歩ずつ前に出していれば、自然と気分も前向きになっていきますよ。

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