自然とのつながりを感じるている人ほど不安を感じにくい


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現代社会はどこにいってもストレスだらけ。仕事ともなればストレスレベルは最高潮で、平常心でやっていくことの方が難しいくらいです。そうした背景には、働く側の気持ちを排除して、サービス向上を優先させ続けてしまったことがあります。

「少しつらいかもしれないけど、会社のためだから」「お金をもらっているから、言われたことは何でもやらないと」と個人の感情は一切無視されてます。

By: Z S

特にその傾向は都市に近づくほどに強くなります。有名ブロガーイケダハヤト氏のブログタイトルは「まだ東京で消耗してるの」ですが、その通りでしょう。

都会の人ほど将来に強い不安を感じ、地方の人ほど心穏やかに過ごしている。これは先ほど述べたように、個人の意見を尊重しない、尊重できないシステムの問題もあるでしょうが、別の見方もできます。

というのも最新の研究結果によると、自然とつながりを感じている人ほど不安を感じにくいそうだからです。

つまり、地方の人がここと豊かに暮らしているのに対し、東京で働いている人が神経をすり減らして生きているのは、自然に触れる機会の少なさにあるのかもしれません。

 

自然が心の健康の源

By: Juliana Dacoregio

この心理学の研究結果を発表したのは、オーストラリアの研究者、Patricia MartynさんとEric Brymerさん。

まずは彼らのコメントから。

「この結果は、他の最新の研究でも明らかになっている通り、自然とつながりを持つことは健康にも幸せに生きるためにもポジティブな効果がある。」

しかし、なぜ自然と精神的な健康にはつながりがあるのでしょうか?

心理学者は、慌ただしい都会の環境が、私たちが持っている注意力のキャパシティを超えてしまっているからだと言います。そして、自然環境にはそれがないと。

また、学者は人間は本能的に自然を好むため、その環境が私たちに心地よさと安心を与えるためだとも考えています。

By: Holmes Nainggolan
By: Holmes Nainggolan

Patricia MartynさんとEric Brymerさんは、こうした考えには欠けている部分があるとして、自然が人々の健康を促進するさらなる要因を探るために、シンプルな実験を行いました。

オーストラリア人の参加者305名に、オンライン調査に答えてもらいました。そこからは、”自然”と”普段感じている不安のレベル”の関係性がはかることができます。

さらに、調査では参加者らに「あなたにとって自然とつながることの意味は何か?」ということが尋ねられました。

すると、自然とのつながりを多く持っている人ほど、不安を感じにくかったそうで、そのような人たちは次のように述べています。

「自然はリラックスするための源で、忙しい日常から逃れるための時間でもあるし、楽しみを見つけるための場所でもあるの。何か大きのもの、精神の統一、美しさをを感じられるのよ。」

By: LassenNPS

MartynさんとBrymerさんは次のようにコメントしています。

「この結果が示すのは、多忙な日常生活から逃れ、自然とつながりを持つ人は喜びと安らぎを取り戻すことができるということ。」

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自然はいつもそこにある

By: Ashley Webb
By: Ashley Webb

人間は何万年も自然の中で暮らしてきました。住む場所も食べるものもすべて自然の中。そういう生活スタイルは、今は全く行われていませんし、しようとも思いませんよね。

でもそのような環境を無意識に好むのは、私たち人間の遺伝子に組み込まれているからでしょう。

頭では「わざわざ自然公園に行ってリラックスするのは億劫。それよりも渋谷で買い物をしていた方が楽しい。」と考えていても、私たちの本能は依然、自然を求めています。

だから、多くの人が人生に疲弊してしまっているのではないでしょうか?都会は確かに刺激的だし、私たちの欲望を叶えてくれる場所でもあります。お金があれば大概のものは買えます。

でもそれは果てしない欲望との戦いの始まり。

お金が入れば、お洋服や美味しいものにお金を消費。お金がなくなったら、ストレスを抱えながら、お金を稼ぐ。ストレスを解消するために、お金を使う。お金がなくなったら、稼ぎに出る。

結局この繰り返しなんでしょうね。

本当の幸せはこのループの外にあるのかもしれません。つまり資本主義の外側ですね。

自然はいつでも待ってますよ。

 

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