あがり症の原因はネガティブな聴衆に注目してるから。緊張しない方法


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仕事や学校でのプレゼンテーション。どんなに事前に準備していても、本番では緊張してしまうもの。重要性が高ければ高いほど緊張の度合いも高くなります。普段ならできることでも、人前に立った瞬間頭が真っ白になったり、本来持っている力を出せずに終わったりしていまいます。

せっかく、一生懸命作り上げたものですから、その必要性や魅力についてしっかりと伝えたいですよね。

緊張を緩和する方法は、呼吸法、イメージトレーニング、肩の力を抜くなどいろいろあります。しかし、やってみると分かりますが、いざ本番になるとこれらのテクニック、ほぼ効果を発揮しません。

なぜかといえば、緊張してしまう原因に根本的に対処していないから。では、その原因は何なのでしょうか?

最新の研究によると、緊張してしまう人ほど、ネガティブな表情や態度を取っている聞き手に目を向けているそうです。

 

緊張する人ほどネガティブな人に目が向く

By: Don Richards
By: Don Richards

中国の研究グループは”人前での発表に不安や緊張感を持つ人””持たない人”、計15名ほどに参加を依頼し、それぞれの行動や性質の違いについて調べました。

参加者らには、心理的な不安を測定するための機械が取り付けられます。そしてスカイプを通して、練習なしのスピーチを3分間行ってもらいました。

その時スクリーンには複数名の聴衆の顔が映し出されます。実はこの聴衆は役者で構成されていて、各々に異なる表情をさせていました。ある人には笑顔や頷きなどのポジティブな表現。またある人には顔をしかめたり、あくびをするなどネガティブな行動をさせました。

すると人前での発表に不安を感じる人ほど、ネガティブな態度を取っている人に目を向ける時間が長かったそう。一方で、人前でも堂々とできる人ほど、ポジティブな表情や行動をしている人に目線が向いていたそうです。

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行動からポジティブに変える

By: Theater der Künste
By: Theater der Künste

裏を返せば、あがり症の人でもポジティブな人に目を向けることを意識すれば、緊張を和らげることができるということです。

心を落ち着かせるテクニックはいろいろありますが、そのほとんどが”緊張を解くこと”にフォーカスした方法。でも、人間の脳は不思議なもので、何かを止めようとすればするほど、その勢いは増していきます。甘いものを我慢すればするほど、食べたくなってしまう。悩まないようにしようとするほど、悩んでしまう。

同様に、緊張を解こうとすればするほど、胸がドキドキし、緊張します。しまいには吐き気までしてくるでしょう。いくらポジティブな思考に変えようと思っても変えられないんです。

原因となってる行動を変えるしかありません。

これがシンプルで確実な方法です。

人前で話すときにはポジティブな態度を取っている人を見つけて、その人に話しかけるように発表しましょう。研究者の方も、ネガティブな情報を集めるのは不安を煽るだけだと述べています。

まずは、ネガティブな思考から生まれる行動から変えてみましょう。

 

そもそもなぜネガティブな人に目がいってしまう?

By: sprout_creative
By: sprout_creative

「この発表は、会社のためにも、私の評価を上げるうえでも絶対に成功させたい」と意気込んでプレゼンに臨んだものの、緊張のせいでうまく相手に伝えることができなかったというのはよくあること。

なぜそうなってしまうのでしょうか?アドラー心理学的に言えば、あなた自身が「緊張することを必要としている」から。

「いやいや、何を言ってるの?プレゼンを成功させたいのに、緊張を必要としているわけがないでしょう」を思いますよね。

でも実は、私たちは無意識のうちに必要としているんです。というのも、あがり症という問題を抱えている限り、私たちは「自分がプレゼンで成功できないのは緊張するせいだ」と考えることができるからです。

そうすれば堂々と自信を持って人前で話す必要もないし、思わぬ意見が飛んできて反論できなくても、自分を納得させることができます。

最終的には、「緊張しなければ、プレゼンを成功させることができた」と、可能性の中に生きることができます。

つまりは、プレゼンを失敗して、自分のプライドが傷つけられたり、怒られるのが怖いからあがり症になったということ。緊張を作り出すために、ネガティブな態度を取っている人へ無意識に目を向けるんです。ネガティブな人が私たちを緊張させてるわけではありません。

By: Veni
By: Veni

それでは、自らが作り出しているものだとしたら、私たちには何ができるのでしょうか?

アドラー心理学では、どんな結果が待っていようと、前に踏み出す”勇気”を持つことだと考えられています。

ただ勇気を持つこと。

言い訳をせず、逃げず、失敗を受け入れる勇気と考えてもいいかもしれませんね。

それが、緊張しないための根本的なマインドです。

成功できない原因なんて探そうと思えばいくらでも見つかります。でもその時に、環境のせいにするか、自分のせいにするかで人生は大きく変わります。

勇気を持って自分のせいにしましょう。勇気を持って失敗しましょう。10年後も後悔するような失敗なんてそうありませんよ。

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