週に30分、自然に触れることが精神病、高血圧のリスクを下げる


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東京には都会のオワシスと呼ばれるような、自然あふれる公園がいくつかあります。そうした場所でゆっくりと歩いているだけで、溜まった疲れもスゥーっと取れる感じがしますよね。

人間は長い間自然と共に暮らしてきました。たった数十年前を見返しても、自然と寄り添って生きてきました。どんなにテクノロジーが進化して自然の力に頼る必要がなくなっても、人間は本能的に自然を求めているのかもしれません。

だから森の中で、きれいな空気、木々の擦れる音、動物の鳴き声を聞くと、気持ちが安らぐのでしょう。

By: Favi Santos
By: Favi Santos

今日はそんな自然がテーマ。

最新の研究によると、週に30分以上自然に触れる機会がある人は、高血圧や精神病を患うリスクが7%〜9%も低いそう。

 

1週間に1回は自然に触れよう

By: Holmes Nainggolan

研究を行ったのはオーストラリアとイギリスの研究たち。

オーストラリアといえば先住民のアボリジニ、コアラやカンガルーといった動物など、自然を積極的に保護しているイメージがありますよね。

イギリスもオーガニック先進国。スーパーマーケットは農薬や使用されたものと、オーガニックのものと、消費者のニーズに合わせて2つ以上のオプションが用意されています。

そんな国々の研究者らによって調べられたのは、自然に触れることで得られる健康上のメリット。

彼らはオーストラリアのブリスベンに住む1538人を調査。このブリスベンはオーストラリア第三の都市で、オセアニアの中でも有数の世界都市です。

まずアンケートで、参加者らの精神的疲労度、血圧などの身体的情報、社会的つながりの強さが調べられました。

次に「1年を通してどれほど自然に触れる機会があるのか」「週あたりの自然に触れる時間」を測定します。

すると、自然に触れる時間が長い人ほど、明らかにうつ病や精神病にかかるリスクが低かったそうです。

By: NeilsPhotography
By: NeilsPhotography

精神病に関しては最大で7%、高血圧に関しては9%、リスクが下がるそうです。さらに体を動かす頻度も高かったことから、様々な病気のリスクを下げることがわかります。

さらに、高頻度で緑に触れる人ほど社会的なつながりが強かったそうで、自然に触れると聞くと、都会から離れて人とのコミュニケーションがなくなるように思えますが、実は逆。

自然に触れるほど人の心は豊かになり、人とのつながりが強くなります。

「都会の人は冷たいけど、田舎の人は親切で心が温かい」と言われるのは、こうした要因があるのかもしれません。

都会は確かに便利ではありますし、人が多いため、出会いが増えるように思います。でも人間の脳はまだその複雑な環境に対応できていません。だから精神病患者がここ数年で激増しているのかもしれません。

研究を行ったDr Danielle氏は次のように述べています。
「もしみんな、1週間に30分ほど近くの公園に足を運ぶことができれば、うつ病に関しては7%、高血圧に関しては9%もそのリスクを下げることができる。」

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問題から物理的な距離をとる

By: Moyan Brenn
By: Moyan Brenn

緑に触れることによるメリットは、今まで様々な研究で明らかになっていますが、正確にどれほどの時間を費やせばいいのかというのは調べられていませんでした。

それが今回の実験では明らかになりました。

たったの30分でその恩恵を受けることができるわけですから、積極的に生活の一部に取り入れていきましょう。

都会に暮らしていて、家と仕事場の往復をしているような生活だと、自然を見るという機会はそうないでしょう。活動的な人でも、出かけるのはショッピングセンターや繁華街。自然公園で遊んだりはしないでしょう。

そのような生活の中で、心身ともに健康であれば全く問題ありませんし、それがあなたに合っているのかもしれません。

By: Dimitry B.
By: Dimitry B.

でも今の状況に違和感を感じていたり、都会独特の孤独感に苛まれているのなら、少しの間、都会を離れてみるのも良いでしょう。

都心から2時間程度、電車にゆられれば奥多摩があり、大自然に触れることができます。そこで吸う空気は都会のそれとは全く異なり、呼吸に重みが一切感じられず、酸素が身体中に行き渡ります。

月に1日でも都会の喧騒から離れて、このような静かな環境に身を置くことができれば、今ある精神的問題、人間関係の問題が良い方向に進んでいきます。

それは今回の研究からでも明らかですし、実際に体験することで効果を実感できると思います。

疲れたな、調子悪いな、リフレッシュしたいなと思ったら、問題から物理的な距離を取りましょう。

それが人生を大きく転換させるきっかけになるかもしれませんよ。

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