太っている人の”適度な食事”は適度じゃない。


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私たちの体は基本的に、食事から摂ったエネルギーは、体を動かしたり、頭を使ったりしなければ、体にどんどん溜まっていきます。それが体重の増加につながるわけですね。

テレビ、雑誌、広告などで紹介されているダイエット法は、「私たちが発明した画期的なダイエット法は、いくら食べても痩せることができる。それも無理のない方法で」といった謳い文句で宣伝されています。

そんなものがあったら世紀の大発見だとは思いますが、よく考えてみてください。パリのファッションショーでモデルをしている人が、食べて痩せる方法をしていると思いますか?

それは考えにくいですね。彼らはもっと現実的なダイエット方法をしているでしょう。そして自分が体型を維持できる食事量を知っています。

By: #158
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実はこの、必要最低限の量を知るというのは、体重を維持する上で非常に重要であり、最新の研究によると「太っている人ほど”適度”の範囲が大きい」そうです。

 

”適度”に食べても太る

By: chichacha

研究を行ったのは、アメリカはジョージア大学のMichelle van Dellen氏。彼女は”太っている人”と”痩せている人”の、食事量に対する”適度”の基準を調査。

実験の参加者らには、次のような質問がされます。

「何枚のクッキーが適度だと思いますか?」
「どのくらいなら自分を甘やかしてもいいと思いますか?」
「あなたはどの程度、それを食べるべきだと思いますか?」

このように参加者らがそれぞれ、どのような基準を持っているかが調査されました。

結果は予想通り、太っている人は、”適度”の範囲が痩せている人に比べて大きかったそう。食べることが好きであるほど、”適度な範囲”として食べ過ぎてしまうそうです。

By: JJ
By: JJ

「今日のお昼は甘いものは食べなかったから、夜は食べても大丈夫」と思っていると、すでにこの罠にはまっているのかもしれません。実はお昼に揚げ物を食べていたりした事に関しては、記憶の彼方。

これは、心理学でいうとこの確証バイアスというもので、人は自分に都合のいい情報だけで物事を判断してしまう傾向があります。

一方の普通より痩せている人の基準も、”適度”からは離れていたそうで、それぞれ自分のレンズを通して基準を作っていることがわかります。

By: De Vetpan Archive – siebewarmoeskerken.nl

実験を行ったvan Dellen氏は次のように述べています。
「人々は今、”ダイエットには効果がない”からダイエットをするべきではないとして、適度な範囲で、食べ過ぎなければいいと言っています。これは今とても人気な考え方ですよね。でも注意して欲しいのが、これらの考え方は、彼らが食べるべき量を適切に判断できる事を前提としているってこと。」

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食事の必要量を知る

By: eatsmilesleep
By: eatsmilesleep

私たちは、物事を判断するときにそれぞれの尺度を持っています。それは育った環境によって大きく異なり、適切な食事量の基準も人によって違います。

誰かがこのダイエット法で痩せたから、私も同じことをすれば痩せるというほど簡単ではありません。人それぞれ体質も違いますし、持っている基準が違うからです。

ですから、自分にとっての”適度”を知る必要があります。

どうすればいいか?それはまず、

必要最低限を知ることです。

どういうことかというと、今までバランスよく行っていたダイエットを一旦止めて、1日2食にしてみたり、甘いものを一切絶つことです。

すると「1日2食、最初の二日くらいは辛かったけど、慣れれば全然平気。むしろこっちの方が、体も心もスッキリする。」「甘いものなくても、ちゃんと頭働くな。」と気づくことができるかもしれません。

By: Mateus Lunardi Dutra
By: Mateus Lunardi Dutra

これはバランスを取っていては知ることはできません。科学的なデータをいくら知っていても、行動しなければ痩せれないように、自分の”適度”も、行動しなければわかりません。

バランスを取っていると自分の基準が曖昧で、どのくらい食べていいのか分かりません。ですから食べ過ぎてしまうんです。

何もずっと厳しい食事制限を続ける必要はありません。自分にとって必要な量、食べ過ぎな量を知ることができればいいんです。

 

それが無理なら逆に限界量を知る

By: nvainio
By: nvainio

「私は意志が弱いから。。。」という人は、逆に限界量に挑戦してみましょう。

どういうことかというと、例えばあなたは”唐揚げ”が大好きだとします。そうしたら、唐揚げを死ぬほど食べるんです。

「そんなことをしたら、太っちゃう。」と思うでしょう。

確実に太ります。

でも「こんなに食べたのに、意外と体重変わってないな。もしかして他が原因なのかな?」、「あんな量食べて気づいたけど、私、そんなに揚げ物好きじゃないな」と知ることができます。

By: Jeremy Keith
By: Jeremy Keith

これって行動しないと絶対に分からないことですよね。

逆に、一旦基準を知ってしまえば、「太る→ダイエット→痩せる→太る→」のループから抜け出すことができます。

基準を知るということは、この「痩せる」という部分に最も効果を発揮します。ここがダイエットをしている人が見逃しがちなところで、リバウンドが起こる原因です。痩せている時は最も油断しやすいですからね。

でも自分が食べても太らない範囲を知っていれば、自然と食事量を抑えることができ、その範囲で、食事も十分に楽しむことができます。

ですから長期的に見れば、一時食べ過ぎたとしても、確実に痩せることができます。

By: Vladimir Pustovit

様々なダイエット法がありますが、このような攻めのダイエットをしてみてはいかがでしょうか?

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