会社は社員のモチベーションを壊す。やり甲斐は自分で見つけるもの


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企業分析、自己分析、SPI、など就職活動前にしなければならないことは沢山。いざ就活が始まれば、様々な会社説明会やセミナーに参加、そして面接が待っています。

そんな苦労を乗り越え、ようやくもらえた内定は第一志望。それはきっと大学受験に合格するくらい嬉しいのかもしれません。

でもいざ就職してみると「自分がイメージしていた仕事と違った」「毎日、家と仕事場の往復」「自分がやりたい仕事だったはずなのに、全くやり甲斐が感じられない」といったことはよくあります。

By: Iskra Photo
By: Iskra Photo

なぜそんなことになるのか?それは「”やり甲斐”というものは、”やりたいこと”をしていれば得られるものではないから」です。

 

やり甲斐は一人の人間として感じる

By: David McSpadden
By: David McSpadden

University of SussexとUniversity of Greenwichが共同で行った最新の研究によると、「人々が仕事にやりがいを感じるのは、一人の人間として、社会や身近な人のために役立つことをしている時」だとのこと。

また、会社や上司の下手なマネージメントは、最もやり甲斐を削ぐのだそう。

研究を行ったのはKatie Bailey氏とAdrian Madden氏。ゴミ回収業から聖職者まで10業種、135人の労働者を調査。

彼らには「どのような時にやり甲斐を感じますか?」、「どのような時に、”この仕事のやりがいは何だろう”と疑問に思いますか?」という2つの質問がされます。

すると、人々がやり甲斐を感じると答えたのは、労働者や社員としての立場ではなく、一人の人間として何かをして、他者と人間性のあるつながりを持った時だということが分かったそうです。

By: Brian Omura
By: Brian Omura

つまり、学校の先生であれば、国から支持されたことを言われた通りにやるのではなく、生徒一人ひとりに対して一人の人間として接し、成長させられた時にやり甲斐を感じられるということ。

普通のサラリーマンであれば、会社の利益という考えを超え、純粋に社会や地球のために役立つ仕事をしていると感じている時にやり甲斐を感じられるということです。

Katie氏は次のように述べています。
「社員のやる気をマネージメントしようとしている企業にとって、倫理的、道徳的責任(人助けや社会貢献)は大いに役立つ。彼らが仕事と個人とのギャップを埋めることができるならね。」

Madden氏は次のように
「やりがいを感じることのできている企業は、社員を魅了し、モチベーションを上げられている企業だ。そして仕事に人間性が存在しているところ。」

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やりがいを感じられない環境

By: Moyan Brenn

先程は、どのような環境で労働者がやりがいを感じることができるのかというものでした。一方、やりがいを感じることのできない環境は次の通りだったそうです。

「自分の力を生かすことができていない。」
「自分の選択が最良であるのに、無視される。」
「相互補助の関係が成り立っていない」

会社の仕組みでこれらの不満を満たすのは非常に困難です。会社は多くの社員がいて、お客様がいて、株主がいて成り立っており、お互いの主張、利益を尊重すると、誰かが妥協しなければならないからです。そしてそれは社員だからです。

多くの企業が、社員に働きやすい環境を提供したり、モチベーションを上げさせたりしているのに、社員が”やりがい”を感じられないのはこのため。そして労働者目線は一切排除し、お客様を第一にと考えたために、企業は人間性を失ってしまったからでしょう。

 

自分の仕事は、自分で創る

By: Alper Çuğun
By: Alper Çuğun

ではどうしたら自分のモチベーションを上げることができるのでしょうか?

その一つが、自分で仕事を作ることです。

一昔前までは、仕事といえば会社に入って、手取り足取り会社から仕事の仕方を教えてもらい、徐々に成長していくというのが一般的でした。でも時代は確実に変わっています。

デジタルテクノロジーの発達によって、人がする仕事は激減しています。会社が自分を成長させてくれるという環境もどんどん減っていきます。

テクノロジーを利用することで、今までは大きな集団でしていたことも、一人で出来たりします。フリーランスで仕事をする人が増えているのはそのためですね。特にライター、翻訳者、プログラマーなどコンピューターを使って仕事ができる人にその傾向は強く見られます。

By: John Loo
By: John Loo

これからより多くの人が、企業に属することなく個人ではたらく時代になります。少なくとも一人で複数の企業に属する人は増えるでしょう。

Uber、Airbnbなどシェアリングエコノミーの台頭を見れば、様々なものが流動化されていくのが分かります。流動化されるモノの一つに労働も入ります。ランサーズなどのWebサービスが立ち上がったのはまだ序章です。

これに対して、悲観的になる方も多いでしょう。「私には特別なスキルがないから」「そんな多くの仕事を私にこなせるか分からない」など不安になりますよね。

確かに個人で身に付けなけるべきスキルは増えます。負の側面もあるでしょうがそれ以上に、ポジティブな面は多いです。

会社からの様々な制限、理不尽なルール、ストレスから解放され、自分が好きな仕事を選べるようになるからです。そして好きな仕事をすれば、自然と成長することができると同時に、やりがいを感じられるようになります。

By: Evan Blaser
By: Evan Blaser

もはや、それは「やり甲斐」といった表現とも違うのかもしれません。

人それぞれ、自分に合った働き方は違いますが「今の仕事に満足していない」、「やりがいが感じられない」のであれば、自分で仕事を作るのも選択肢の一つです。

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