砂糖は害。脳内で1000以上の遺伝子を傷つけ、認知症、精神病の原因


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百害あって一利なしの砂糖

皆さん砂糖にはどんなイメージをお持ちでしょうか?「疲れた時に食べるといいもの」「脳が働かない時に食べるもの」「甘くて美味しい」「ついつい食べちゃう」など人それぞれだと思います。

ネガティブな側面といえば、食べたら太るということで、それを除けば砂糖に対してそこまで悪いイメージを持っている方は少ないと思います。

By: Murat Livaneli

しかし、砂糖の害についてはもっと知っておかなければなりません

糖尿病、心筋梗塞、これらの病気が糖分の過剰な摂取が原因となることは皆さんもご存知だと思いますが、近年ではアルツハイマーや精神病、精神病との関連性についても明らかになっています。

また糖の中でも砂糖に関しては、生成過程でビタミン・ミネラルが根こそぎ奪われているので、摂取することによって得られる幸福感というメリットを考慮したとしても、百害あって一利なしと言わざるをえません。

さらに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校が発表した最新の論文によると、フルクトース(砂糖を構成する糖の一つ)は脳内で1000以上の遺伝子を傷つけるそうです。

 

砂糖は脳内の遺伝子を傷つける。

By: Pete Birkinshaw
By: Pete Birkinshaw

砂糖はグルコースとフルクトースが結合してできた物質です。今回実験を行ったカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究員らは、この砂糖を構成する糖の一つのフルクトースの脳への有害性を調査しました。

研究者らは、迷路から抜け出すように調教されたマウスを使用し、ランダムに次のような3つのグループに分け、それぞれの条件で6週間管理。

グループ1
「人間が1日1リットルのソーダを飲んだ時に匹敵する量のフルクトース水を与える」

グループ2
「DHA(魚に多く含まれる不飽和脂肪酸)を大量に含むフルクトース水を与える」

グループ3
「何も含まない水を与える」

 

6週間後、マウスは実験用の迷路に入れられる。するとフルクトースのみを摂取していた最初のグループのマウスは、水のみを飲んでいたマウスに比べ、迷路を抜け出すのに2倍もの時間がかかったそうです。

これはフルクトースによって記憶をつかさどる脳の細胞が傷つけられたために起こると考えられています。

By: Jannes Pockele
By: Jannes Pockele

最後に忘れてはいけないのがグループ2のマウス。上の結果から見れば、グループ2のマウスもフルクトースを与えられていたため、同様の結果が現れるのではないかと考えられます。

しかし結果は、水のみを飲んでいたグループとほぼ同じ速さで迷路を抜け出すことができたそうです。

つまり、DHA(不飽和脂肪酸)を摂取することで、フルクトースの有害性を消す効果があるということ

DHAには血液をサラサラにする効果や、人間の攻撃性を抑える効果があり、脳細胞の発達には欠かせないものとされていますが、脳細胞の傷を癒す効果もあるようです。

甘いものが大好きな人には朗報ですね。

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DHAではカバーできないほどの有害性

By: Beercha
By: Beercha

フルクトースがなぜ脳に影響を与えるのか。その理由を調べるために研究者らはマウスの脳内の20,000以上の遺伝子を調査。

その結果、視床下部(自律神経、代謝に関わる)にある700個の遺伝子、海馬(記憶や学習を司る)にある200個の遺伝子がフルクトースによって変異が起こることがわかりました。

今現在わかっている時点で約1000ですから今後、より多くの遺伝子が発見されることは必須。もはやDHAを大量に摂取したところで、カバーしきれないほどの害が砂糖にはあるようです。

By: MIKI Yoshihito
By: MIKI Yoshihito

「でもマウスの脳だから人間には関係がないんじゃない?」と思う人がいるかもしれませんが、人間の遺伝子と深く関わっています。というのも今回発見された遺伝子の大半は人間も持っていて、代謝、細胞間の情報伝達などを司っているからです。

そしてこれらの遺伝子の変質によってパーキンソン病、精神病、アルツハイマー病が引き起こされることは近年の研究でわかっています。

ですから、たとえDHAの摂取で脳の機能が回復し、ネズミが迷路から早く抜け出すことができたとしても、フルクトースの有害性を無視するべきではありません。

By: Paul Sableman
By: Paul Sableman

研究を行ったGomez Pinilla氏は次のように述べています。
「食べ物というのは医薬品のようなもので、それは脳に影響する。砂糖を大量に含んだソフトドリンクやデザートは避けるべき。」

論文の著者であるXia Yang氏も次のようにコメント。
「DHAは確かに効果的に見える。でもそれは病気を治すための魔法の薬ではない。」

 

現代人は明らかに砂糖を摂取しすぎ

By: Coralie Ferreira

スターバックスは最近いつ飲みましたか?お店の前を通ると、大きな広告が貼ってあって、期間限定のラテはついつい飲みたくなってしまいますよね。でもあの飲み物、広告のイメージとは裏腹に爽やかなものではありません。

というのもあのドリンクに含まれている砂糖の量、1杯飲むだけで世界保健機関(WHO)が公表している糖類摂取基準を上回るものもあります。その基準では成人で1日25g(小さじ6杯)ですが、モカフラペチーノには砂糖約47gが含まれており、一杯飲むだけで1日の摂取量の約2倍です。

By: AleXander Agopian

さらにコーヒーチェーンやファストフード店のドリンクの98%はその基準の半分を超える13.5gです。これはあくまで平均ですからカフェラテ、カフェモカなんて飲んだら1杯で基準を上回るものばかりです。

近年のガン、認知症、精神病の増加に砂糖が絡んでいることは間違いないでしょう。特に脳の遺伝子によって引き起こされるパーキンソン病、アルツハイマー、精神病などは脳の遺伝子変異によって起こるものですから、砂糖の影響を強く受けます。

今は若いから砂糖を大量に摂取しても、一見何の問題もないように見えるかもしれませんが、着実に体も脳も蝕んでいます。

将来病気にかかりたくないのであれば、できるだけ砂糖の摂取は避け、野菜、魚、お肉、果物など自然なものを積極的に摂りましょう。

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