妊娠中の食事にはフルーツを。子どものIQを向上させる効果


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子供にはすくすく健康に育って欲しいと願って、できるだけ栄養価の高いものや、体に良いとされるものを食べさせると思います。野菜にはたくさんのビタミンを含んでいますし、お肉はたんぱく質を取る上で欠かせません。

子供の健康に影響するのは何も、生まれた後の食事だけではありません。妊娠中の食事というのも生まれた後の子どもの成長に影響を与えることは、多くの方がご存知で、タバコ、お酒を避けることは当たり前、摂取する食事に含まれる成分にも気を使うと思います。

しかし体に毒になるものを避けるのも大切ではありますが、子供の成長を促すための栄養、エネルギーになるものを取ることも大切です。

最新の論文によると、妊娠中に多くのフルーツを摂取した母親から生まれた子供は、1歳になった時に平均より高いIQを持つそうです。

By: Willem_Zijlstra

 

妊娠中に食べるフルーツは子供の認知能力を向上させる

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University of Albert’s Faculty of Medicine & Dentistryの研究者らは、カナダ南西部の都市、エドモントンの子ども688人を対象に調査。そして彼らのIQ、家族の収入、両親の教育、妊娠期間などがほぼ等しくなるように調整し、データを分析。

子供達の知能を測るためのIQテストには従来型のものが使われ、このテストでは平均値は100、人口の2/3は85〜115の間で落ち着くそう。赤ちゃんの場合には標準偏差15程度。

分析の結果わかったことが、妊娠期間中に週6〜7個のフルーツを摂っていた母親から生まれた子どものIQは、1歳児時点で平均から6〜7ポイントも高い値であったそうです。

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ハエの人間の意外な関係

By: Greg Scales
By: Greg Scales

なんともフルーツを食べるだけで、IQが6〜7ポイントも上がるとは信じがたいですが、彼らもこの結果をさらに分析するために、同大学の小児神経学者のFrancois Bolduc氏と協力。

実はこの方、人間とショウジョウバエの認知力の遺伝的な基礎を調べていて、つまりハエと人間には似ている部分があるのではないか?という疑問から研究をしている面白い方。

では一体なぜ、ここでハエの話が出てくるのかというと、ショウジョウバエハエは果物に集まる習性を持っていて、彼らも先ほどの研究結果と同じように、母親がフルーツをたくさん摂取していた場合、記憶力の向上が見られるからです。

いやいや、ハエが記憶力を持っていることが初耳で驚かされますが、なんとハエも人間と同じようにフルーツをたくさん取ると成長が促進するんですね。私たち一般庶民には一切の親近感が持てませんが。

さらに、彼らの遺伝子と人間が持っている遺伝子というのは非常に似ているそうで、Bolduc氏によると、驚くべきことに人間の脳の機能をつかさどっている遺伝子の実に85%はハエも持っているそう。なんと85%!もうほとんどハエじゃないですか!いや人間じゃないですか!

By: João Lavinha
By: João Lavinha

Bolduc氏は次のようにコメント
「遺伝的な要素を超えて記憶力を伸ばすには、特別な能力や並外れた努力が必要である。だから、”妊娠中の果物の摂取”と”認知力の向上”の関係性を理解することに非常に興味があるんだ。」

まだフルーツが子どもの認知力向上につながるはっきりとした理由は明らかになっていませんが、統計的なデータからフルーツには何らかの効果があるようです。

By: NatalieMaynor
By: NatalieMaynor

フルーツに含まれる糖分も摂りすぎは体に良くありません。体にいいものだからといって偏った食事を取っていては、せっかくの栄養も役に立たなくなってしまいます。ですからバランスに気を使いながら、積極的にフルーツを食事に取り入れてみてください。

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