役員に女性が多い会社ほど、買収・合併が少ない


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数十年前であれば、女性は家庭に入って夫、家族を支えることが一般的でしたが、近年では女性の社会進出が進み、子供を産んでも会社で働き続ける女性も増え、男性同様に経済に大きく貢献しています。

今まで男性が意思決定を行っていた会社に女性が加わることで、新たな着眼点やイノベーションが生まれます。

男性社会では競争が常であり、どちらかが勝つまで勝負するなんてこともありますが、女性が加わりビジネスの世界がより調和が取れたものになるかもしれません。

By: Minoru Nitta

ノートルダム大学のCraig Crossland教授らが行った最新の研究によると「役員に女性が多い会社ほど、企業の合併・買収が少ない」そう。

 

役員に女性が多い会社ほど、企業の合併・買収が少ない

By: Dale Beaumont
By: Dale Beaumont

Craig Crossland氏らは、1998年から2010年にかけてアメリカで行われた約3000の企業買収を調査。その結果、企業の役員の中にいる女性役員の割合が増えることで買収意欲は18%減少、買収が行われた際でも12%の買収規模の減少が見られ、買収・合併費用が9220万ドルも減ることがわかったそうです。

ちなみにこの現象は役員の女性社員が一人であっても確認できたそう。

これについてCrossland氏は次のように述べています。
「異なる種類の人間が組織に加わることで新たな動きが生まれる。」

「多様な人間がいるグループではより多くの話し合い、議論が行われる。そしてより問題を見つける傾向がある。合併や買収は企業にとって大きな利益になるが、頻繁に行われれば企業価値を損なうことになる。しかしその際に多くの女性代表が加わることで、より良い妥協点が発見される。」

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男性が主体だった20世紀

By: Moyan Brenn
By: Moyan Brenn

歴史を見てみると、重要な決定というものはほとんどが男性によって行われてきました。その結果、奴隷制度、戦争、貧困といった問題が生まれているのは言うまでもありません。

企業経営においても、男性が指揮をとることは多く、調和を生む企業運営よりも、競争的な企業運営を行う企業が多いです。これは資本主義では仕方のないことですが、これからの時代も通用するかは分かりません。

なぜかというと、競うということは常に誰かを意識しながらの行動をし、相手といかに差をつけるかを念頭に置いた経営になります。

このような経営スタイルは10年前までは通用したかもしれませんが、時代はシフトしており、正面衝突をするようなやり方は今の時代には合っていないように見えます。

 

女性的な考え方が必要

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今の時代を見渡してみると、相手との間に生まれた少しの差を利用して利益を生み出すビジネスというのは、次々と消えていっています。

Sonyの主要産業であったテレビも、今やLG、サムスンといった海外の企業が作る安価な製品によって、その立場を完全に奪われてしまっています。なぜかといえばクオリティが一定以上になり、その差には価値がないと人々が判断しているからです。

しかし、アップルやグーグルのように他には絶対に生み出すことのできない価値を提供している会社の周りには競合他社の姿がほとんど見えませんよね。

もちろんそれはIT業界での厳しい競争を勝ち抜いてきたかに他なりませんが、それ以上に、新進気鋭なアイデアを常に打ち出しているから彼らが市場で常にトップに立てるのです。

そして彼らの作るストーリー、アイデア、考え方に惹かれるから、私たちは彼らの商品を手にしたいと思うのです。

それらは女性的な考え方から生まれてくるように思います。

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