思い込み次第で人は強くなる。「信じれば叶う」は科学的に正しい


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・気持ち次第で薬の効き目が変わる

プラシーボ効果。有名な心理学用語で、心理学に詳しくない方も、どこかで聞いたことがあると思います。それに合わせてよく聞く実験例が、本物の薬の代わりに単なる砂糖の錠剤を患者に飲ませるというものですね。

実際、患者がその砂糖の塊を「効果のある薬」だと思い込んで飲むと本物の薬と変わらない効果、もしくはそれ以上の効果が現れることが明らかになっています。

薬が”本物”でも”偽物”でも、人間は思い込み次第で自由に効能を変えることができる。そう考えると人間の脳の潜在的な能力がまだ秘められているのかもしれませんね。

By: makelessnoise

ドイツ、ヴェルツブルク大学の心理学者Katharina Schwarz氏らが行った最新の研究で、「人間の思い込みの効果」についてさらなる発見がされました。

この実験で確かめられたのは「人間は、自分が痛みに強いと思えば、痛みは和らぐのか?」というもの。

私たち日常生活では意外と痛みに耐えなければならない場面というのは多いもので、慢性的なもので言えば腰痛や肩こり、一時的なものでは血液採取などなど。

では、そのような痛みの感じ方には個人差があるのでしょうか?Katharina Schwarz氏が行った研究によると「思い込み次第で、痛みの感じ方は変わる」そう。

By: Carlos Burnside

 

・男の方が痛みに強い、それは思い込み

実験では、被験者として男性が集められ、2つのグループに分けられました。それぞれのグループの被験者は腕にバンドをつけられ、そのバンドからは段階的に熱の刺激が与えられ、その熱刺激を”無痛”から”耐えられない”というバロメーターの中で評価してもらいました。

翌日、被験者らには2つの異なる小冊子が渡されます。

1つ目のグループには、男性は長い間狩猟をしていたため、より痛みに耐えることができるという「男性の方が痛みに強い」という内容。

2つ目のグループには、女性は出産の際に激しい痛みに耐えなければならないため、強い痛みに耐えることができるという内容。

そして、再び熱刺激を与える実験に参加してもらい、感じる痛みの強さを評価してもらいました。すると最初のグループ(男性は痛みに強いと教えられたグループ)は、前日よりも感じた痛みをかなり低く評価し、一方の女性の方が痛みに強いと教えられたグループの被験者らは、前日よりも強い痛みを感じたと評価

つまり、与えられた情報の違いによって、意識的に信じ込むこともなく、無意識で自分が感じる痛みに変化が見られるということです(実際は全く同じ刺激)。先に紹介したプラシーボ効果の実験では薬を服用しましたが、思い込みだけでもプラシーボ効果は得られるということがわかります。

By: Jeff Drongowski

Katharina Schwarz氏はこの研究結果が医療以外の分野でも応用されて欲しいとし、次のように述べています

「学生たちにこの”思い込み”の仕組みと影響についてもっと知って欲しい。特に自分にネガティブな考えを持っている人に」

 

・「自分は天才だ」と思うと頭が良くなる

日本人は自分の能力に対して、ネガティブな評価をつける傾向が強いと言われています。それは謙虚が美徳であるという風潮から来ているもので、昔からその価値観が受け継がれてきているのだと思います。

確かに人前で「俺は天才だ。だからなんだってできる」なんて言ったら恥ずかしいですし、周りからも遠目に見られるでしょう。でも、自分の心の中では「天才だ」と思ってもいいのではないでしょうか。やはり、ネガティブな考え方から生まれるものって少ないですし、ポジティブな人ほど成長のスピードが早いからです。

By: Creative Ignition
By: Creative Ignition

ある物事を始める時にポジティブな人であれば「今は少し力が足りないけど、やり進める中で実力をつけていけばいい」となります。しかしネガティブな人だと「私には実力ないし、そんな難しいことできない」と本当は潜在的な能力があるかもしれないのに、やる前から諦めてしまいます。仮にやると決めても「実力が十分に着いてからやろう」と立ち止まってしまいます。

そうこうしている内にポジティブマインド君たちは、実践から得られた知識とスキルを会得し、早い人では既に結果を出しているかもしれません。

つまり潜在的な能力は変わらないのに、考え方次第で圧倒的な差ができてしまうのです。これはあらゆる分野でも同じことが言えて、恋愛、仕事、勉強すべてポジティブなマインドを持っている人ほど有利なんです。

実際、ある心理学実験では、教師がクラスの中で平均以下の学力を持つ学生に対して「あなたの今の成績は良くないけれども、IQテストの結果クラスで最も優れた頭脳を持っている」と教えた場合に、他のどの成績層の学生よりも成長率が高いことがわかっています。嘘の情報を教えたわけですが、思い込みだけで頭が良くなってしまったんです。

By: Brad Flickinger

今の時代、変化のスピードが昔に比べて圧倒的に早くなって、先にトップを取った人がどんどん上に上がっていく。そしてトップとその他多数の差はどんどん大きくなっていて、格差社会が生まれています。別に他人と勝負し続ける必要はないと思いますが、ことあるごとにネガティブになっていては取り残されていくばかりですし、成長できません。

基本姿勢はポジティブで、自分が”楽しいな”、”好きだな”と思うことがあれば自分を信じて、どんどん突き進みましょう。

By: Aaron Delani
By: Aaron Delani
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