自分の体型に満足している人はたった20%。理想の体型なんてものはない。


Sponsored Link

テレビでは常にダイエット番組が人気で、毎回効果的だと謳っているダイエット方法が紹介されます。納豆ダイエット、バナナダイエット、ヨーグルトダイエット、本当に痩せられた人は何パーセントほどいるのでしょうね。

食べている時点でダイエットにはならないという根本的な問題は置いておくとして、こういう番組が流行るということは多くの人が自分の体型に満足していないということ。

僕の周りでも全くダイエットする必要もないような人まで、食事制限していたりして、理想の体型の基準が非常に高いんだなと感じます。

 

80%の人が自分の体型に満足してない

By: Mareike Liese

これはアメリカで発表された論文なのですが、それによると自分の体型に十分に満足している人は男性で24%、女性に関しては20%とさらに低い結果となっています。

つまり約80%の人は自分の体型に不満を感じている、もしくはもっといい体型になりたいと考えていることになります。

チャップマン大学の研究者らはアメリカ人12,000人を対象に調査を行い、「性格」「恋愛」「自尊心」「テレビの視聴時間」「個性」などと関連した質問に答えてもらい、どの要素が人生の満足度に強い影響を及ぼしているのか調べました。

女性の場合、人生の満足度において「外見」は3番目に強い要素であることがわかりました。ちなみに1番は経済状況、つまり「お金」が満足した人生を送るために必要であると答えています。

一方男性は「外見」が2番目で、男女ともに外見が人生の満足度に大きく関わっていることがわかります。

調査を行ったDr.Frederickは次のように述べています

「もし外見に自信が持てないと『恋人が去ってしまうのではないか』と不安になり、さらにそれが外見に対する恐怖につながる。こうして負のスパイラルに陥る」

つまり、体型への不安が大きい人は、恋愛相手が去ってしまうのではないかと不安も増していくということ。

Sponsored Link

 

理想の体型なんて無い

By: flora delbien
By: flora delbien

80%もの人が体型に不満があるという結果ですが、本当にそんな多くの人が悩む必要があるのでしょうか?確かに体重が100kg以上で、日々の生活に支障が出ているのであれば、改善した方が幸せな生活を送れるとは思います。

でも大半の人はそうではありませんし、いたって標準的かつ健康的。

おそらく目指している理想が非常に高いのが原因だと思います。その基準というものが雑誌に載っているモデル、うまく加工されたSNS写真であったりして、普通とはかけ離れたものになっています。

モデルは日々の努力があって、綺麗な体型をしていますが、その写真を撮るのにプロのカメラマンが最も美しく見える角度から撮っていますし、撮った後には修正もされています。

SNSで上がっている写真も同じで、綺麗に写る角度、光の加減など研究に研究を重ねて完成度の高い写真を載せています。そして綺麗な写真しかあげないでしょう。さらに最近の写真アプリの機能はすごいです。

そう考えると、みんながみんなある意味”嘘”を基準にしてしまっているのが分ります。周りを冷静に見渡してみれば、自分の体型がいたって標準的なことが分リます。

「ただ綺麗になりたい」「痩せてあの服を着れるようになりたい」など自分を基準にしてダイエットするのならいいと思いますが、「他人に負けたくない」とか「もっと痩せなきゃ」という強迫観念を元にダイエットをしているのは辛いです。

 

「SNSを見ない」というダイエット法

By: John Benson
By: John Benson

実際、アメリカのピッツバーグ大学が行った調査で、Facebook、TwitterなどSNSを1日に何時間も使っている人は、体型に対して誤ったイメージを持ってしまうことがわかっています。

研究者のJaime E. Sidani氏は「従来のメディアでは表層的な情報が扱われていた。ソーシャルメディアは表層的な情報だけではなく、ユーザー同士でその情報を共有し、偏ったモノの見方が広げることができる。そうすることで誤った外見に対するイメージや食習慣につながる。」と述べています。

テレビや雑誌というメディアは、多くの人に利用してもらうことが目的であったため、使われる情報は普遍的なものが多かったですが、SNSではユーザーの好みに合った情報が直接手に入るようになっています。

好きな情報だけ得られるため、時間もかからず便利ですが、視野が狭くなってしまうことが問題です。狭い価値観で物事を考えると、自分を見失いがちになります。

ダイエットであれば、自分では満足していたとしても、「あの人はもっと綺麗だから」といって無理をするようになります。そうするとまさに終わりのない戦いが始まります。

SNSに上がっている情報を見ないのが一番手っ取り早いのかもしれませんが、見たい情報もあるし、やめられない方も多いでしょう。ですので情報を見ても「どーでもいいや」と思えることが必要です。

心理学的にも誰かと競争するより、自分の基準を持ってやっていることの方が「楽に」「効率的に」できることがわかっていますので、ダイエットをするのであれば”自分との勝負”を意識してみてください。

Sponsored Link