シフトワークが脳機能に害を及ぼす。特に女性はその影響を強く受ける。。


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↑photo by La Priz

世の中便利になって、24時間欲しいものは欲しい時に買えます。Amazonで欲しい本があったら、ポチッと押せば次の日には届く、そんな世界になるなんて20年前には誰も予想していませんでしたよね。ドローンなんてできたら、どうなるんでしょう?遠い東北や沖縄に住んでいる人にも、早く届くようになるのかもしれませんね。

一方で、そんな労働システムの中で働いている人も数多くいるわけで、中には残業に続く残業で体を酷使しながら働いている人、昼夜逆転で自律神経も体内時計もめちゃくちゃになってしまっている人も多いでしょう。消費する人が少し我慢すれば、夜に働く必要もなかったりするのですが、どうやらこの流れはもう止まりそうにもありません。一刻も早くロボットが人間の労働を代替してくれる未来が来てほしいものですね。

By: Mike Mozart

 

・体のリズムはシフトワークに合わない

ロンドンにあるサリー大学のThe Surry Sleep Research Centreは、「シフトワークは男性と女性の脳の機能に、それぞれ異なった影響を与える」ということを発表しました。

実験は男性16人、女性18人に対して行われ、参加者たちは「28時間/日、自然光なし」の環境で過ごしてもらい、普通の24時間/日の睡眠サイクルを壊し、時差ぼけやシフトワーク後のような状態にしました。

参加者には起きている間の3時間ごとに、「眠気」「気分」「疲労」の自己評価、「注意力」「ワーキングメモリー」などの認知能力を測るテストを行い、脳にどのような影響が出るのかを調べました。

自己評価のレポートから、男女共に認知力の低下よりも、起床時間や体内時計のずれに影響を感じたようですが、注目すべきは体内時計のズレが認知力テストに与えた影響が男性よりも女性の方が強かったということです。特に朝方(24時間/日の場合、夜)に認知力が著しく落ちたそうです。

By: Donald Lee Pardue

共著者であるサリー大学のDr Nayantara Santhi氏はこのことに関して次のように述べています

「私たちは体内時計が『男・女それぞれの体で異なる影響を与える』ことを初めて発見した。私たちの研究はシフトワークが認知障害と気分障害と関係を発見した点において重要な意味を持つ」

「結果から推測するに、女性は男性よりもナイトシフトの影響を受けやすいと言える。」

さらに筆頭著者である、Derk-Jan Dijkは
「これらの結果は男性、女性ともに体内時計の変化が脳機能に影響する。さらに性別によって、その度合いは異なる」と述べています。
By: Cass Chin

・働くための人生じゃない

海外、特にヨーロッパに行かれたことがある方ならご存知だと思いますが、あちらの国々では、5時6時といった早い時間でも閉店しているお店もありますし、日曜日であれば、大型ショッピングモールやレストラン以外はだいたい閉まっています。

 

 僕が住んでたアイルランドにしても、土日は繁華街よりも、それぞれの地区の公園で家族で過ごしたり、そこで開かれてるマーケットでオーガニック野菜や手作りの装飾品を買う人の割合の方が多かったように感じます。

 

 そしてマーケットで買った、お昼ご飯を公園の芝生の上で、家族みんな揃って食べる。そんな光景を見ていると都会で生活するよりも、ちょっと離れた田舎で良い人間関係を築いて、お互いに助け合いながら暮らした方が幸せなのかもと思わされました。
男性女性関係なく、夜まで働くのは疲れるということは、科学的な証明がなくてもわかります。よくスペイン人の友達には「働くために生まれてきたんじゃない」なんて言われますが、まさにその通りで、私たちは少し働きすぎなのかもしれません。せっかくここまで経済発展してきたのですから、日本はこれから働き方を見直して、どうしたらより良い生活を送れるか考えた方が良いのかも知れませんね。
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