「リツイート」それが脳機能を低下させる。


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↑photo by Alan Levine

電車の隙間時間にちょっとスマホ、お昼の休憩にスマホ、友達との待ち合わせまでちょっと時間があるからスマホ。と考えていくと、一体私たちは1日に何時間インターネットに繋がれているのでしょう。

今やビジネスをするにも、恋愛をするにもインターネットがなければ生きていけない時代ですが、仕入れる情報の質には注意を払った方がいいのかもしれません。

By: Sean MacEntee

 

・リツイートしたものほど忘れる

コーネル大学と北京大学が共同でソーシャルメディアに関する興味深い研究を行いました。内容は「リツイートの学習と記憶に対する影響」。

実験の参加者である学生たちは二つのグループに分けられます。

1.「『リツイート』と『次へ』ボタンが付いているSNSサービス」

2.「『次へ』のボタンのみが付いているSNSサービス」

このSNSサービスは中国版のツイッターである「Weibo」というものが使われ、参加者には一定の時間、そのサービスでメッセージのやり取りをしてもらいました。 

その後、「どのようなメッセージがSNS上に上がっていたか」を問うテストが行われ、最初のグループ、つまり「リツイートをした」グループでは2倍もの間違え、理解度も低水準であったことが確認されました。 

さらに意外なことに、「リツイートした」ものほど記憶の定着が悪かったそうです。

By: Karl Baron

このことについて研究者らは「認知的負荷」が原因だと推測。

最初のグループでは「リツイートを”する”か”しない”か」という選択があり、それに認知資源(ワーキングメモリーなど)が消費されているのが原因だと考えられています。

研究を行ったWang教授は次のように述べています。 

「何かを共有するということは『認知的負荷につながる』、そしてそれがそのあとの情報処理に影響を与える。」

「もし学生がネットサーフィンをして、情報を共有してた直後に、テストを行ったらひどい結果になるだろうね。」

 

 

By: Felix Neumann

 

・情報の70%はジャンク

現代は情報過多の時代なんてよく言われます。実際世界にある情報量は、10年前に比べて410倍になっているそうでが、人間の脳の処理能力は何倍に成長したでしょうか?おそらく、たいして成長していないでしょう。

さらに残念なことに、情報量は数百倍に増えたましたが、そのうちの70%は電話、メール、写真、ソーシャルメディアなど個人から生み出されているそうです。つまり、私たちの頭の中っていうのは、何かの専門知識というよりも、ネット上に転がっている誰かのつぶやきなどの将来的に役に立つことのない「価値の低い情報」で埋め尽くされている状態です。「脳みその無駄遣い」ですよね。 

By: Lidyanne Aquino

さらに、先ほど紹介した研究の結果も考慮すると、私たちの脳みそは価値の低い情報で埋め尽くされているわ、認知負荷はかかっているわで、機能不全を起こしている状況でしょう。

そんな状態では新しいことを始めたり、前に進もうという意欲が湧かないのは当然ですね。今を見るだけで精一杯なのですから。この状況を打破するためには、自分に必要な情報だけが手に入る仕組みを利用する、そもそも情報自体を遮断することが必要なのかもしれません。

ブロガーのイケダハヤトさんのように田舎に引っ越して、脳に休息を与えてあげることができた人から、この世界から自由に、生き延びていくことができるのかもしれません。

By: Y a T R a

 

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